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エアコンクリーニング当日の流れ|準備することと所要時間

エアコンクリーニングを予約したものの、当日は何をどこまで用意しておけばいいのか、どれくらい時間がかかるのか、ずっと家にいなければいけないのか。はじめて頼むときは、この辺りが分かりません。この記事では、予約から完了までを時系列で追いながら、自分がやるべきことだけを抜き出して整理します。準備が済んでいれば作業は滞りなく進み、余計な追加時間も発生しにくくなります。

全体の流れ

段階やることタイミング
予約時機種・型番・設置状況を伝える。作業範囲と料金の条件を確認申し込み時
前日までエアコン周辺と真下を空ける。家具・家電を移動。駐車場を確認前日〜当日朝
当日・作業前動作確認、状態の説明、料金の最終確認到着後10〜15分
当日・作業中養生 → 分解 → 洗浄 → 組み立て1時間〜3時間程度(機種による。後述の表を参照)
当日・完了時動作確認、作業内容の説明、支払い10〜15分
数日後臭い・水漏れ・異音・風量を自分でチェック使用しながら

事前に自分でやっておくこと

ここが当日の進行を左右します。業者は原則として家具の移動を行いません(破損の責任が発生するため断る業者が多い)。準備は依頼者側の仕事だと考えてください。

エアコンの真下と周辺を空ける

洗浄では大量の水を使い、汚水がバケツや専用の袋に落ちてきます。エアコンの真下と左右1メートルほどの範囲は何もない状態にしておくのが理想です。作業者は脚立に乗るので、床に足場も必要です。

家具・家電・貴重品を移動する

エアコンの下や近くにあるものは動かしておきます。特に電子機器(テレビ、パソコン、オーディオ)、布製のソファ・カーテン・寝具、本や書類、観葉植物は離してください。養生はしますが、そもそも近くにない状態にしておくのが確実です。移動できない大型家具があれば予約時に伝えておくと当日の段取りが変わります。

あわせて、現金や貴金属、重要書類は目につく場所に置かないでおきましょう。相手を疑うという話ではなく、お互いに疑いが生じない状態を作っておくという段取りです。

駐車スペース・水道・電源の経路を確認する

洗浄機や工具を積んだ車で来ます。敷地内に停められるか、近隣にコインパーキングがあるかを確認してください。駐車場代を別途請求する条件を設けている業者があるので、予約時に確認しておくと当日もめません。

高圧洗浄機は電源を使います。エアコンの近くに使えるコンセントがあるか、洗浄用の水を汲む水道(風呂場や洗面所が多い)にたどり着けるかも見ておきます。洗面所の前が物で塞がっているのは、意外とよくある足止めの原因です。

ペットを別室に移す

作業中は玄関やドアの開閉があり、脱走のリスクがあります。作業音を怖がる子もいます。別室に移すか、ケージに入れておくのが安心です。

なお、ペットがいる家はフィルターの詰まり方が早く、洗浄後の汚れの戻り方も変わります。次回までの間隔を伸ばす方法はペット・喫煙・調理|エアコンが汚れやすい環境と対策にまとめました。

エアコンの状態をメモしておく

「いつ頃から臭う」「効きが落ちたのは去年から」といった情報は、作業前に伝えると状態を把握してもらいやすくなります。すでに動作に不具合がある場合は必ず先に伝えてください。 作業後に発覚すると、原因が作業なのか元からなのかで話がこじれます。

当日の作業手順

1. 到着・作業前の動作確認(10〜15分)

まず現状の動作確認をします。冷房・暖房が動くか、風量、異音、水漏れの有無。これは作業後との比較のための記録でもあります。 立ち会って一緒に見ておくと、後で認識のずれが起きません。

このタイミングで、汚れの状態を見たうえで作業内容と料金の最終確認があります。予約時と条件が変わる場合は、ここで説明があるはずです。 納得できなければ作業前に断ることができます。当日の追加提案をその場の勢いで契約しない、という点は国民生活センターのハウスクリーニングに関する消費者トラブルFAQにも関連する相談項目が掲載されています(2026年7月時点)。

2. 養生(15〜20分)

床、壁、周辺の家具にシートを敷き、エアコン本体には洗浄用のカバーを取り付けます。汚水を受けて排水経路に導く役割があり、ここが雑だと部屋が汚れます。 作業品質の分かりやすい指標でもあります。

3. 分解

電源プラグを抜き、前面パネル、フィルター、ルーバー、カバー類を外します。電装部(基板・モーター)は防水のためのビニールで包みます。お掃除機能付きは清掃ユニットの取り外しが加わるぶん工程が増えます。

4. 高圧洗浄

熱交換器(アルミフィン)と送風ファンに洗浄剤を使い、高圧洗浄機で流します。汚水がカバーを伝ってバケツに落ちてきます。この汚水を見せてくれる業者が多いので、内部がどれだけ汚れていたかはここで分かります。なぜここが業者の領域なのかはエアコン掃除はどこまで自分でできる?で構造から説明しています。

5. 部品の洗浄と組み立て、動作確認(10〜15分)

外したパネルやフィルターは風呂場などで洗い、水気を拭き取ってから戻します。組み上げたら送風・冷房(または暖房)を回して、動作、風量、異音、水漏れを確認します。

所要時間の目安

機種1台あたりの目安
通常の壁掛けエアコン1時間〜1時間30分程度
お掃除機能付き2〜3時間程度
2台目以降(同一訪問)養生を流用できるぶん短くなることが多い

お掃除機能付きで時間が延びるのは、フィルター清掃ユニットの取り外しと組み立てが加わるためです。 部品点数が増え、配線の取り回しも複雑になります。料金が上がるのも同じ理由です(お掃除機能付きエアコンの追加料金)。

なお、これはあくまで目安で、設置場所が高い、天井との隙間が狭い、汚れが多いといった条件で延びます。予定を詰め込まず、前後に余裕を持たせておいてください。

立ち会いは必要か

在宅での立ち会いが必要とする業者がほとんどです。作業前後の確認に同席する、想定外の状態が見つかったときにその場で判断する、水道と電源を貸す、当日現地で支払う——といった理由があります。

ただし、作業中ずっと横で見ている必要はありません。作業前と作業後だけ立ち会えば十分で、間は別の部屋にいてかまいません。高圧洗浄機の作業音が出るので、オンライン会議などの予定は避けたほうが無難です。

作業後に自分で確認すること

その場で、そして数日使いながら、次の4点を見てください。

  1. 臭い。 運転開始直後に臭いが出ないか。洗浄剤のにおいが少し残ることはありますが、数日で薄れるのが一般的です
  2. 水漏れ。 冷房を30分以上運転して、本体から水が垂れないか。ドレンホースから正常に排水されているか。作業後に相談が寄せられやすいのが水漏れなので、その場で冷房運転を確認しておくと安心です
  3. 異音。 送風時にカラカラ、ガタガタといった音がしないか。組み立て時の部品の噛み合わせが原因のことがあります
  4. 風量と効き。 作業前より風が出ているか、設定温度に近づくか

気になる点があれば、その場で伝えてください。 帰ってから連絡するより原因の切り分けが簡単です。後日になって不具合が出た場合は作業後に不具合が出たときの対応を参照してください。

洗ったあとを長持ちさせるには、日々の使い方が効きます。シーズン中は2週間に1回のフィルター掃除と、冷房を止めた後に送風運転で内部を乾かすこと。この2つで次回までの間隔が変わってきます(フィルター掃除の頻度と続け方エアコンクリーニングの頻度)。

まとめ

当日を滞りなく進めるために依頼者がやることは、エアコンの下と周辺を空ける/家具・家電・貴重品を動かす/駐車スペースと水道・電源の経路を確保する/ペットを別室に移す。この4つに集約されます。

そして当日は、作業前の動作確認と作業後の完了確認に立ち会うこと。特に作業後に冷房を回して水漏れと異音を確かめるのは、その場でしかできないチェックです。

予約前に条件を確認しておきたいなら

作業時間・養生の範囲・立ち会いの要否は業者によって違います。申し込み前に条件を確認しておくと、当日の段取りが読めます。

作業条件と対応エリアを確認する

※所要時間・作業内容・対応エリアは事業者や機種、設置状況によって異なります。予約時に各社へご確認ください。

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